こんにちは!
ヘルシオライフへようこそ。
私はヘルシオのウォーターオーブンで様々な研究を行っている者です。
研究の成果はこのブログ上で報告いたしております。
ヘルシオラブな方も、買ったはいいが持ち腐れという方も、ゆっくりしていってください。
本日は、まかせて調理の『焼く』でガッチガチに冷凍されている鶏もも肉を焼いたらどうなるのか、実験してみました。
冷凍状態の味付き鶏もも肉に火が通るのか?
ヘルシオのオート調理機能である『まかせて調理』の『焼く』について、過去にいくつかの実験をしてきました。



まかせて調理は冷凍だろうが冷蔵だろうが常温だろうが、とにかくイイ感じで調理してくれるというヘルシオのウリである夢のような機能です。
ただ、冷凍の食材にきっちり火が通るのか、ついつい怪しんでしまいますね。
過去には失敗覚悟で冷凍のサバやハンバーグを焼いて実験してきました。
その結果、ガッチガチの冷凍サバはふっくらした焼きサバとなりましたし、ガッチガチの冷凍ハンバーグにもきっちり火が通りました。
まかせて調理の『焼く』に関しては、冷凍モノの食材はほぼベストな焼き加減で仕上げるとみていいでしょう。
しかし、私はちょっとこれだけは厳しいだろうと考えている食材がありました。
それが、鶏肉です。
鶏肉はぶ厚いですから、いくら何でもガッチガチの冷凍では、中心が生焼けになったり焼きムラができたりするんじゃないの???って思いますよね。
そこで、いつかは冷凍の鶏肉を焼いて実験したいと考えていましたが、先日そのチャンスがやってきました。
特売の鶏もも肉を購入したものの、すべてを食べきれずに1枚だけ冷凍しておいたのです。

このように、ジップロックに調味料とともに入れて冷凍しておきました。
冷凍でわかりにくいですが、鶏もも肉1枚です。
調味料は酒、しょうゆ、みりんを1:1:1で混ぜたものです。
こちらをまかせて調理で焼いてみようではないですか!!
冷凍の鶏肉を焼いてみた結果がコレ
とりあえず、クッキングシートを敷いた角皿に乗せてみました。

右下にあるのは同時調理を試みることにした目玉焼きです。
黒いプレートは、オーブントースターやヘルシオで目玉焼きを作る時に大変重宝する、フッ素コーティング加工が施された目玉焼き専用プレートですね。
そして、このままヘルシオに入れて、まかせて調理の『焼く』を押してスタートします。
もし、冷蔵状態の鶏肉であれば、まかせて調理の『焼く』を選択した場合の焼き上がりにかかる時間は大体20分ほどです。
しかし、今回は冷凍であったためか、いつもより長めで25分以上かかりました。
ヘルシオに目安時間が表示されたとき、嫌な予感がしました。
鶏肉はともかく、目玉焼きは助からないだろうことを悟ります。
いくらまかせて調理とは言え、生卵を25分も焼いたのでは炭化するかもしれない…そんな予感がします。
そして、25分ほど経過して、焼きあがりました。

漬け込んでいたのが醤油なので、焦げやすいとは思っていましたが、やはり皮の一部が焦げました。

しかし、全体的にはいい感じに見えますね。
想像していたのとちょっと違って、照り焼きのようなテリテリとかにはなってないです。
驚いたのが、目玉焼きが炭化していなかったことです。

それでも、25分も過熱水蒸気にさらされたため、すっかり水気が抜けて、パリパリな感じですね。
卵には、申し訳ない事をしました・・・
ただ、今回の実験は、鶏肉にきっちり火が通っているかのほうが気になります。
焼きたてを早速カットしてみました。

期待を裏切りません。
きっちり火が通っています。
そして、肉汁もしっかり残すという程よさ。
決して焼き過ぎになっておらず、おいしそうに焼きあがっています。
30分前まで、がちがちに冷凍されていたとはとても思えない。
過熱水蒸気による調理というのは、摩訶不思議なものです。
皮の一部が焦げましたが、そこは包丁でこそげて、全体をカットします。

こうしてカットしてしまえば、全く問題ない感じですね。
おいしそうに見えます。
目玉は焼きは、まるでフリスビーのようにカチカチです。
しかし、家庭でフードロスを出すのを極端に嫌う私は、食べる決意をしました。
いきなり焼いた冷凍鶏肉のお味は?
カットしたところで、早速いただきました。
一般的に、冷凍の肉にいきなり火を通せば、かなりの焼き時間がかかり、焼きムラができやすいでしょう。
さらに全体にが通るまで焼けば水気が抜けてパサつくであろうと考えられます。
ところが、冷凍をいきなり焼いたとは思えないほど、やわらかく焼きあがっていますよ。
カットしている時点で肉汁が見えるレベルでしたから、下手な照り焼きチキンよりずっとおいしい。

ただし、ヘルシオでいつも焼いているグリルチキンよりは劣ります。
しかし、この手の肉を解凍してからフライパンで焼いたものに比べたら、ずっとおいしくみずみずしさも保持できていると思いますね。
ヘルシオのまかせて調理で焼けば、冷凍の鶏肉を解凍せずに調理してもムラなく焼き上がり、おいしくいただける事が証明されました。
また、味付けを醤油以外にすれば、皮の焦げも緩和されるかもしれませんね。
塩と蜂蜜なんかで味をつけておけば、さらにしっとりおいしくなるかもしれません。
焼き時間は25分と少々長めですが、冷凍庫から出してすぐに調理開始できると考えれば、使い道は沢山ありそうですねえ。
帰宅して、とりあえず冷凍の味付けして冷凍しておいた鶏肉をヘルシオに入れて、後は風呂に入るもヨシ、着替えるもヨシ、その間に汁物を作るもヨシ!
ヘルシオ調理なら放置してても大丈夫なので、調理時間に動けるのが最大のメリットです。
やや長い調理時間だとしても、その間に他の作業ができますので、夢は広がりますね。
その他実験してほしい食材などありましたら、お気軽にコメントや問い合わせフォームからリクエストくださいね!