ヘルシオでイカをあぶるなんて素敵…
そう思っていた時期もありました。
ようこそ!
私はヘルシオのウォーターオーブンでほぼ毎日の夕食を作ることで、キッチンに立つ時間を削減する研究をしている管理人です。
今回は初めてイカの調理をいたしましたので、研究成果をご報告させていただきます。


公式レシピ『イカのあぶり』は生のイカをつかう
冒頭に書いておきましたが、私はヘルシオを買う時「イカをあぶれたら素敵やん…」と思っていました。
そのため、『あぶり』機能のあるグレードのモデルを購入することになり、予算オーバーでした。
ところが、なんと購入から1年以上たった現状、イカをあぶっていない罰当たりな私です。
そこで、ちょっと時間ができたすきに、冷蔵庫に冷凍状態になっている一夜干しイカをあぶろうと考えました。
今回調理したイカがこちらです。

近所のスーパーで、たまに安売りになると買ってしまう一夜干しイカ。
『やわらかくておいしい』と書いてある通り、確かにやわらかくておいしいです。
コレは、私はフライパンで焼いてここまでやってきました。
ヘルシオであぶるってどうやるのかしら?
と思って、アプリで公式の「イカのあぶり」のレシピを見てみました。

あちゃー、冷凍の一夜干しイカをあぶるわけではないのですね。
ちょっとわかりにくいと思いますが「生のスルメイカを使う」という事のようです。
これが、普通のヘルシオの『まかせて調理』なんかでしたら、冷凍イカでも気にせず焼いたと思います。
「冷凍でもイケるっしょ!ヘルシオさんなんだからさ!!」ってノリで焼いたでしょう。
ところが、あぶりについては非常に繊細な機能であるという、トラウマがあります。
ヘルシオのあぶりは、厚みや温度をヘルシオのレシピ通りにやらなければ失敗する。
私にとってはそれが定説です。
過去には、あぶりビーフステーキやあぶりサーモンで失敗をして、あぶりの繊細さを痛感しているところなのです。
結局、失敗が怖くてカッチカチの冷凍一夜干しイカをあぶる勇気はありませんでした。
もう一つ困った事情がありました。
ちょっと忘れていたのですが、あぶり機能を使う時は、焼き網を2枚重ねて、その上に食材を乗せるのです。
なので、食材を乗せるスペース的に焼き網1枚分しかありません。
イカの足と胴を切り離したとしても、手元にある2枚のイカを乗せるスペースはありません。
憧れていた『イカのあぶり』というのは、また改めてイカを調達したときにやってみましょう。


冷凍一夜干しイカは網焼きでおまかせ調理
私の甘い考えで、イカをあぶるという願望は達成できませんでした。
しかし、すぐにでも手元の一夜干しイカは食べたいのでとりあえず焼いてみます。
今回はまかせて調理の『網焼き』をチョイスしました。
網焼きなら、焼き網を2枚横に広げることができますから、イカが2杯あろうと楽々で乗ってしまいます。
しかも、冷凍の物を焼くときは『まかせて調理』を選べば間違いないわけです。
現在、このように2杯のイカは冷凍で、ぴっちりとくっついてしまっている状態です。

5分ほど常温(20℃くらい)で放置すると、どうにか力業でこの2杯を離すことができます。
どうにかして剥がしたら、焼き網に乗せてみます。

ヘルシオ側では、まかせて調理の「網焼き」を選択しました。

この時点で、どのように焼きあがるか、全くの未知。
ドキドキしながら焼き上がりを待つこととなります。
ヘルシオで網焼きしたイカの現実
2杯の冷凍の一夜干しイカの焼き上がりまでの時間は、トータルで10分ちょっとでした。
スタートしてからしばらくして、なんとなく、嫌な予感がしました。
庫内をのぞくと…

やはり、イカの特性、焼くと丸まる現象が起こっていました。
どこまで丸まるのか未知ですが、ドアを開ける勇気がないので、なるようになれと思って放置することにしました。
結構丸まってます!
宇宙人のような外観になっていて、娘がおびえています。

丸まっているだけならいいんですけど、丸まっている内側の部分に、汁気が大量に溜まっているのが非常に気になります。

この汁気の正体が一体何なのか?
色がイカの皮の色と同じような紫でしたので、イカから出た水かもしれません。
しかし、真実はわからないままでした。
あまりいい物ではないという判断で、この汁気は菜箸でイカを持ち上げて捨ててしまいました。

粗熱が取れたらカットしましょう。

カットしてしまえば丸まっているのもよくわからないし、お客様が食べるわけでもないのでヨシとします。
ちなみに我が家ではこのイカを食べるのは2歳の娘と私の二人だけです。
そして、食べてみたところ。
あら、意外にも、普通においしい!

謎の汁気が溜まっていたので、ひどく生臭い焼きイカになっていると思い込んでいましたが、全くそんなことございません。
マヨを付ければこれまたおいしい。
身はふっくらやわらか、ゲソは先端がちょっとカリカリです。
娘と2人で、一瞬にしてぺろりと平らげてしまいました。
丸まってしまう事を気にしなければ、ヘルシオの網焼きも悪くないと思いますね。
もし、気になるようであれば、きっちり解凍してから竹串を打つ方法もありますでしょう。
しかし、無精な私は、冷凍のまま焼くことができるという点において、非常に高く評価しますので、べつに丸まってもいいかな?って感じですね。
それより!生のスルメイカを早い事あぶりたいです!!
だって、この公式のレシピに掲載されている「イカのあぶり」の写真がこんな感じなんですよ。

うまそーーーーー!!
これは、慎重かつ大胆に、あぶりにチャレンジしなくてはいけない!
いままで、なんとなくイカの事は忘れていましたが、今回の一夜干しが意外にも美味しく焼けたこともあり、ヘルシオ導入当初の願望達成に向けて頑張らねばなりませんね。
イカなどを焼いた後の焼き網の清掃方法
焼き網を使った焼き物等を調理した場合、焼き網の上に食材を置いたまま冷ましたりするのはNGです。
食材が焼き網にくっついて、焼き網のコーティングが痛む可能性があります。
早めに食材は下ろして、角皿と焼き網は洗剤とお湯につけ置くと後が楽です。
角皿も熱いうちなら汚れ落ちがとてもいいです。
こんな感じで、角皿に洗剤とお湯を張り、焼き網は天地を逆さにしてつけ置きます。

しばらくすると、汚れが浮いてきます。
焼き網のコーティングは結構デリケートなので、浮いた汚れはゴシゴシせず、スポンジのやわらかい面で優しくこすってあげてください。
角皿は、比較的力を入れても傷つきません。
私はもう5年以上もダスキンのスポンジを愛用しています。
このダスキンスポンジが優れもので、ざらざらした面の汚れ落ちが抜群なのです。
しかし、その面を使って焼き網をこすると、コーティングが剥げるんですよね。
なので、やわらかい面を使うようにしましたら大丈夫になりました。
ダスキンスポンジは、他のスポンジよりもずっと耐久性があり、汚れ落ちもいいのです。
ビタミンカラーかモノクロか、キッチンのテイストに合わせてカラーも選べます。
安いスポンジよりは値が張りますが、値段以上の耐久性と使い勝手の良さがあるので、他には浮気できません。
1度使うと辞められないスポンジです。