ようこそ!
ご覧いただきありがとうございます。
私はほぼ毎日のようにヘルシオのウォーターオーブンを使って、夕食を作っている管理人です。
2歳&0歳の育児をしながら、放置していても美味し料理ができるヘルシオさんにお助けいただいて、ストレスなく料理することを日々研究しています。
今回は、初めてヘルシオで【解凍】をしましたので、その結果を報告します!



そもそもレンジ解凍は使えないお飾り機能!?
最近の電子レンジであれば、ほぼついている【解凍】機能。
これ、使ったことありますか?
私は過去に数回は使った経験があります。
2機種の電子レンジで解凍を試してみましたが、それはそれは使えない機能だという印象です。
私のやり方がまずかったのか、解凍をオートで行うと、中心はカチカチ、外側はやや解凍されているようになるんです。
中がカチカチでは使えないという事で、さらに追加で解凍すると、今度は外側が茹でたように過熱されてたり、それでも中はカチカチだったり。
結局、まともに解凍されたという記憶がありません。
申し訳ないのが、これは私の使い方の問題の可能性も高いという所なんですけど、まあ、そんな記憶なんです。
それから、レンジ解凍って、かな~~~り時間がかかりませんか?
肉を解凍したいときって、基本は急いでいる時ですよね?
でも、解凍をオートでやるとかなり時間がかかる上に失敗する、そんな経験から『レンジ解凍はお飾り機能だ』という風に考えるようになっていました。
色々調べてみると、電子レンジは解凍はあまり得意ではないようです。
こんな調子ですから、レンジ解凍自体、数回失敗しただけで、ほとんど使ったことがありません。
もちろん、ヘルシオにも解凍ボタンがついていますが、最初から使おうという気にもならず。
「これは、きっと、お飾りよね」と思ってほぼ目に入らない状態でした。
ヘルシオでこま肉を解凍してみた
ガサツな私は、豚こま肉などを買ってきたとき、発泡トレイに乗せたまま冷凍庫に突っ込んで冷凍しています。
正確には、ラップの破れ防止として、スーパーで入れたビニール袋から出さず、袋ごと突っ込んでいます。
たまにスーパーで豚こま肉が100g88円の特売になるので、冷凍ストック用に2パックほど買ってきては冷凍庫行きにしていますよ。
一般的にはお肉の冷凍をする時は、ラップで1枚づつ包んだりするんでしょうか?
こま肉でそんなことするの面倒くさすぎますし、お恥ずかしい話ですが、時には薄切りのロースだってトレイに乗せたまま冷凍庫に突っ込んでいます!
トレイに乗せたまま冷凍してしまうと、いざ使う時に使いにくそうに感じると思います。
しかし、私は、使うタイミングの前日の夜か当日の朝に冷蔵庫に移動させ、冷蔵庫解凍を行うのです。
すると、使うタイミングではトレイの中でちゃんと解凍されているという状態ですね。
まったく問題なく、調理に取り掛かることができています。
そんなある日、緊急的に豚肉を使う必要が出てきました。
しかし、緊急だったので、あるのは冷凍庫でカッチカチの豚こまのみ。
もう、必要に迫られ、やむをえないという感じで、ヘルシオの【解凍】機能にかけてみる事にしました。
実は、この時、緊急的に作ることになったのが、豚こま肉を投入した蕎麦のつけ汁だったのです。
(肉つけ蕎麦として我が家の人気メニューですね)
だから、もしも失敗しても、つけ汁に突っ込んでしまえばどうにかなるわい!!という、やけくそ状態です。
とりあえず、取説を見てみます。
すると、フラットテーブルにラップを敷いて、その上に肉を直接乗せるとあります。

つまり、フラットテーブルが熱い状態ではできませんという事ですので、その点注意が必要です。
解凍が可能な量は、100gから500gという事なので、ご家庭の料理に使う量としては妥当な分量ですよね。
また、電子レンジ+スチーム過熱でやわらかく解凍できるというような事も書いてあります。
スチームは使わなくてもいいようですが、せっかくのヘルシオなのですから、タンクに水を入れてみましょう。
この時点で『しょせん解凍はお飾り機能』という考えが捨てきれませんが、とりあえずフラットテーブルにラップを敷き、トレイからゴソッと出したこま肉を置いてみます。
一塊の状態になっているのですが、大丈夫かな?と少々心配です。
しかし、一塊に冷凍されているので、ばらす事はできません。
そのまま全解凍を選択し、スタートボタンを押すと、解凍時間はヘルシオがオートで設定してくれます。
この時、どれくらい時間がかかるのかすぐにはわからないので、結構時間がかかるつもりでいました。
後は野となれ山となれ、ですね。
ヘルシオの解凍で想定外の結果が!!
まず、驚いたのが、意外にも解凍時間は10分ほどでした。
私の想定した時間の半分ほどです。
解凍している間に、つけ汁を仕込んでいたらあっという間でした。
ちなみにこれ、解凍後なんですけど、見た目だとわかりにくいですよね。

ラップの上にもドリップなどは一切出ていません。
肉の解凍具合については、写真が無いので文書でしか伝えられずすみません。
とりあえず、肉の表面を触った感じでは、常温でした。
そのままラップごと持ち上げたら、カチカチの一塊だった肉が、全体的にフニャリとしなってきます。
しかし、中心のほうは、半解凍状態?というのでしょうか。
完全な解凍状態ではなく、中だけほんのり凍っている感じでした。
しかしこの半解凍状態は、まったく調理には支障がないレベルですね。
肉を普通に1枚づつはがせるような感じなので、全く困りません。
仕込んでおいたつけ汁に、ドボンと落とすとあっという間にほぐれます。
コレは、想定外に良いコンデションにて解凍されているという事がわかりました。
理想的な解凍状態と言ってもイイでしょう。
ちなみに、最終的に食した肉つけ蕎麦なんですが、とってもおいしく、お肉も問題なく、いつもの感じで仕上がりました。
冷凍状態の肉を無理やりアツアツのつけ汁で解凍したら、もっと硬く締まった肉になるだろうと思いますが、そんなことにはなっていません。
想定外の出来に、拍子抜けです。
ここ最近の冷凍技術は上がったと言われていますが、まさか家庭用電子レンジの解凍機能も技術が上がったのでしょうか?
それともヘルシオのスチームのなせる業なのでしょうか?
その辺の事情はよくわかりませんが、これなら今後も使ってもいいと思えるレベルの機能です。
ヘルシオの解凍は決してお飾りではないとわかりました。
一切使う事は無いであろうと思い込んでいた解凍機能ですが、今後は突然の解凍も怖くありませんね。
前日から解凍していないから、冷凍肉を使う選択肢を却下することもありましたが、今後はいつでも冷凍肉を使って料理出来ます。
上手に解凍するための冷凍方法
もう少し取扱説明書を読むと『上手に解凍するための冷凍方法』というのが書いてあります。
これによると、1回分を200~300gに分ける事と、厚みを2センチ以内の均一にする事という、ふたつのポイントがあるそうです。
実は、今回解凍した肉の量が250gほどでしたし、厚みに関しては、パックから出した塊でしたが、均一の2センチ以内というポイントもクリアしていました。
つまり、特に上手に解凍される条件が整っていたという事です。
それも手伝って、拍子抜けするほどいい感じに解凍された可能性もありますね。
今後、冷凍するつもりで豚こまを買う時は、300g以内の物でパッケージの中で厚みが均一になっているという点を意識して買えばいいという事です。
急を要して使った機能が、意外にも使えるという事でいい勉強になりました。

