ようこそお越しくださいました。
私は、ほぼ毎日の夕食をヘルシオのウォーターオーブンで作る研究をしているものです。
そして、たびたびローストポークの記事を掲載しております。
というのも、ヘルシオでローストポークを作るのは非常に簡単な割に美味しくて、ブロック肉さえ安く売っていれば作るような状態なんです。
そして、それだけおすすめしたいヘルシオ料理という事でもあります。
ところで!
ヘルシオでローストポークを作った時、ちょいと表面がこげるなんて事ありませんか?
たとえば、こんな感じに…

今回は「ローストポークのちょい焦げ問題」を解決するための策をご報告いたします。


もくじ
ヘルシオに限らず?ちょい焦げするローストポーク
ヘルシオに限った事ではないと思うんですが、ローストポークを焼いた後、食べれないほどではない、炭化するほどではないけど、焦げすぎたかな?って時ありませんか?
これを仮に「ちょい焦げ」としましょう。
こんがり以上、真っ黒こげ未満の「ちょい焦げ」ですね。
例えばこんな感じ。

写真で見ると、炭化まで行ってる感じに移りますが、これくらいならスライスして食べれないこともないレベルですね。
コレくらいなら、食べても苦くないです。
もっとひどいとこんな感じ?

ちょい焦げが広範囲にわたっていますね。
ちょい焦げのレベルを超えて、かなり焦げたという事もありますね。

ここまで焦げると、もはや炭化ですね。
出した瞬間こそ、ちょっとどうしたらいいのか…となりますよね。
大きめのブロック肉を使うと、よく起こる現象です。
これには原因があります。
そして、別に焦げても問題なく食べる解決策がありますので、ローストポークの焦げでお困りであれば必ずやお役に立てるでしょう。
ちょい焦げ部分がもたらす「切りにくい問題」
ちょい焦げというのは厄介な存在なんです。
範囲が狭く、本当にちょい焦げであれば、何とかそのままスライスして食べることができます。
しかし!ひとつ大きな問題を起こします。
ちょい焦げ部分はかたいので、ローストポークを薄くスライスする時、邪魔になるんです。
包丁の刃が入りにくかったり、スライスがゆがんだり、ちょい焦げはスライス時に非常に邪魔くさい存在ですね。
ブロック肉が焦げる原因は?
なぜブロック肉が焦げてしまうのでしょう?
火加減にこだわるヘルシオが焦がすなんて!それには原因があるはずです。
未検証なのですが、私がたどり着いた原因と思われる要素があります。
焦げの原因は、おそらく、ブロック肉の厚みがありすぎる事だと考えているんです。
ヘルシオはローストポークの厚みは6㎝以下にするようにと公式にアナウンスしています。
その6㎝の高さ制限を超えた部分が焦げているのでは?というのが私の推理です。
ただ、私はずっと、ブロック肉はちゃんと6㎝以下の厚みの物を選んで焼いているんです。
それなのに焦げるので、いつも不思議に思っていました。
そして、ある日、重大な事実に気づきます。
焼きあがった時の肉の厚みが、6㎝を超えているという事に…

この写真の肉は、表面の脂身がちょい焦げどころか、炭化しています。
肉の厚みは、わかりにくいですが7㎝ほどです。
実は、このブロック肉は購入して持ち帰った、生肉の段階では6㎝弱だったんです。
それが、焼いているうちに全体に厚みが出たようです。
そして、高さのある部分のみ盛大に焦げました。
肉が熱を加える段階で変形し、厚みを増すんだと思いました。
そして、厚みを増す事を防ぐのアイテムがあの!タコ糸なのではないかと…
全くの見当違いだったらスミマセン。
私は、非常にズボラで面倒くさがりなんです。
ですから、タコ糸をまくなどという気の遠くなる作業は避けてきました。
肉の厚みが6㎝以下ならいいだろう!!そう言いながら、タコ糸をまいたことは、過去には1回しかありません。
おそらく、タコ糸で肉の形を安定させていないため、肉が過熱によって厚みを増し、高さ制限を超えた部分が焦げる。
それが私の導き出した焦げる原因です。
度々になりますが、素人が何の検証もせず出した答えなので、間違っていたら恐縮です。
しかし、原因が間違っていようが当たっていようが、それはどうでもいい事なのです!
要は、この焦げをどうにかしておいしく食べることができればいいでしょう。
そして、この対処方法が明確になれば、今後もタコ糸をまくなどという行為はせずに、気軽にローストポークが楽しめるはずです。
原始的方法で解決できるローストポークの焦げ問題
先日、非常に硬さのあるちょい焦げが発生しました。
めっちゃ切りにくい。
イライラする私。
そして、そのちょい焦げ部分を、怒りに任せ、えいやっとそぎ落としたんです。
すると、驚くべきことに、硬いちょい焦げ部分だけが、きれいに削がれていきました。
その後スライスすると、当たり前ですが楽々スライスが実現できるわけです。
なんだ、削げばいいのか!!
しかも、がっつり焦げているように見えても、意外にも焦げた部分は薄いんです。
たとえば、これは非常に焦げた感じですよね?

しかし、焦げているのは表面の脂身の非常に薄い範囲だけ。
包丁を使って簡単に薄く削ぐことができます。
そして、薄く削ぐだけなので、もったいない感もありません。
コツは、肉の粗熱を取ってから削ぐことです。
そして、肉を安全に切るために、キッチンペーパーを使って抑えると転がったりせず安定します。
範囲の狭い物でしたら、この通り。

先ほどの広範囲にわたりちょい焦げになったものも、そぎ落としてからスライスしました。
こんがりで済まされる部分を残し、硬い部分だけを見極め、サクっと削ぎ落すのがコツでした。
こんな感じで、スライス後はちょい焦げがあったことなどわからないほどになります。


ローストポークのスライスがやりにくいってのは、かなりの高ストレスです。
また、炭化レベルに焦げたものは苦くて口当たりもよろしくありません。
逆に、サクっとスライスできると非常に爽快なんで、もしちょい焦げしたら、あまり躊躇せず、削いじゃうのもいいのではないでしょうか?
もう、ローストポークが焦げたって、がっかりしたりショックを受ける必要はありません。
ちょい焦げでも、炭化でも、サクっと削げば大丈夫!
安心して、好きなだけローストポークを作ってくださいね。

家庭で簡単に包丁の切れ味をよくする方法
焦げを削ぐにしても、ローストポークを美しくスライスするにしても、包丁の切れ味が良い事は重要なポイントです。

包丁が切れないと、スライスがとっても難しいんですよ。
不器用な私ですが、包丁を切れ味よくしておくだけで、スライスに関しては非常に楽になりましたし、ストレスも激減しました。
実は、私は包丁研ぎの経験ゼロで、砥石すら持っておりません。
しかし、我が家の包丁は比較的好調な切れ味を常に維持できています。
というのも、数年前にホームセンターで見つけて衝動買いした、包丁研ぎ器が非常に優秀なのです。
何の工夫も技術もいらず、あっという間に包丁が研げる代物です。
鶏皮やトマトなども、スパッと切れて爽快ですよ。


包丁の切れ味が良いというのは、料理が上手になった気分になりますし、なによりストレスがありません。
上手に切れない、崩れる、などでイライラすることもありませんので、包丁の切れ味がいいというのは地味な事ですが精神的には大きなプラスになるでしょう。
その包丁研ぎ器がこの貝印のキューシャープナーという商品です。

値段も1000円くらいでしたから、これで常に切れ味のいい包丁を維持できるなら安いもんだと思いましたね。
ローストポーク等のスライスは、包丁の切れ味が良ければだれでも簡単にできるんです。
板前さんなんかは、毎日のように包丁を研いでいると聞きますが、我が家ではおおむね毎月1回このキューシャープナーで研いでいます。
そのあと、新聞紙に包丁をこすりつけて仕上げるというやり方をテレビで見てからは、最終的には刃を新聞紙に擦って仕上げます。
それでもご家庭で使う分には問題のない切れ味の包丁を維持できます。
実は、以前に研ぎ師に頼んで研いでもらったこともあるのですが、私程度の使い方では研ぎ師もキューシャープナーも大して違いがあるようには感じませんでした。
それどころか、切れ味が落ちる速度に関しては変わりませんでした。
それならば、キューシャープナーで気になる時はすぐに研いだほうがいいだろうという結論ですね。
欠点は、研ぐときに不快な音がする事ですね。
鳥肌が立つような、黒板に爪を立てるような音がします。
現在、すでにキューシャープナー歴3年以上ですが、全く問題なく使えています。
貝印 KAI シャープナー (包丁研ぎ器) Qシャープナー 片手 で ラクラク 日本製 AP0160