当ブログへお越しいただいてありがとうございます。
私は管理人のみやおさらです。
2歳と0歳の子供を抱えながら、ヘルシオのウォーターオーブンを駆使して夕食作りをすることで、極力キッチンに立つ時間を減らしノーストレスで料理する方法を研究しています。
研究成果はこちらのブログで日々ご報告させていただいておりますので、ゆっくり見ていってください。
こんなにヘルシオラブな私なんですが、昨日、あることに気づきました。
ヘルシオを導入し活用すればするほど起こってしまう、不都合な真実…
鶏の照り焼きをフライパンで作り違和感を覚える
昨日、さほど大きくもない鶏もも肉が1枚だけあって、使い切りたいんだけど夕食のメインとしては小さいという事態に遭遇しました。
そこで、鶏の照り焼きを作ることにしました。
鶏の照り焼きにして、半分は夕食のメインディッシュの足しにして、半分は翌日の夫の弁当に入れる事で決定です。
鶏の照り焼きと言えば、醤油や砂糖やみりんを混ぜた甘辛いたれをフライパンで煮詰めながら絡めていくというアレです。
という事は、ヘルシオ調理じゃなくて、フライパン調理になるわけです。
だからヘルシオばかり使っているここ最近はすっかりご無沙汰だったんですが、以前は好きでよく作っていたんですよ!
「たまには自分の好きな照り焼きが食べたい」とう気持ちもあり、小ぶりの鶏モモ1枚なら、小さいフライパンを洗うだけだし、ヘルシオを掃除するより簡単かもなーとか、様々な事情が絡みフライパン調理になりました。
そして、タイミングよくフライパンで焼くこともできたので、出来立てを食卓に並べることができました。
久々の好物ですから、ワクワクしながら食べました。
一口食べて違和感に気づきます。
あれ、私の思っていた鶏の照り焼きよりおいしくない!?
もともと好きなレシピだったので、以前はおいしいおいしいと言いながら食べていた鶏の照り焼き。
お肉もいつものスーパーの物で特に何かを変えたわけでもありません。
ただ、思っていたのよりおいしく感じない。
これは?と思い夫にも言いました。
私「この照り焼き、いつもより硬いしなんかおいしくないよね?」
夫は人の作ったものをはっきりおいしくないとか言うタイプではない大変できた人なんです。
その夫が控えめにこう言いました。
夫「いや、いつもとなんか、違う感じがするなとは思ったけど…」
私「これ、たまには照り焼き食べたくて、ヘルシオじゃなくてフライパンで作ったんだよ」
夫「あ、そうなの、なんか違うと思ったよ、いつもはもっとうま味があるっていうか」
控えめな夫も「ヘルシオを使わなかった」と聞いて、本音が漏れました。
なぜフライパン調理の鶏の照り焼きがおいしくないのか?
私がフライパンで焼いた鶏の照り焼きは、非常に硬く感じました。
一口で硬さが感じられ、パサつきも気になりました。
なぜ、いつもの肉がこんな風になったのか。
答えはすぐにわかりました。
ヘルシオで調理した鶏肉を食べ続けていた私たちは、ヘルシオが勝手にやっている完璧な火加減で調理された鶏肉のジューシーさと味の良さにすっかり舌が慣れていたんです。
私たちはヘルシオ導入から10ヶ月以上が経った今でも、ヘルシオで調理された鶏肉を「おいしいおいしい」と言って食べていますが、初期の感動は薄れ、もはやその味は当たり前の物になっていたのです。
そして、久々にフライパンで調理したお気に入りだった鶏の照り焼きすら硬くてイマイチと感じるようになってしまった。
そういう事でしょう。
ヘルシオ導入で起こる一番のデメリット
今回の一件で夫婦ともに痛感したヘルシオ導入のデメリットがありました。
ヘルシオのウォーターオーブンを導入し、活用すればするほど、異常に舌が肥えます。
そして、自分の料理の腕が上がったという勘違いを起こします。
この2点に関しては間違いないですね。
ヘルシオで過熱水蒸気調理されたお肉は、硬さやうま味が素人のフライパン調理のそれとはまったく違います。
焼き肉やステーキは別物ですが、豚肉や鶏肉に関しては、スチームで焼き上げた時はプロ並みの仕上がりになります。
料理が特別に得意でもない、ただの無精者の私が、料理を勉強せずとも、ヘルシオひとつで食卓をプロ並みに近づける事が出来ているんです。
それをありがたがって食べる日々なんですが、実力以上の物が日々食卓に上がっているという真実。
それは、私たち夫婦の舌を肥やすのに十分でしたし、2歳の娘もヘルシオで作ったものはよく食べるけど、そうじゃないとイマイチだったりもするんです。
子供においしいもの食べさせるのは良いと思うんですが、実力以上のおいしすぎるものを食べさせ続けるってどうなのかなー?という複雑な気持ちはあります。
ただし、メリットとデメリットというのは表裏一体。
ヘルシオを活用すればするほど美味しいものが簡単に作れるし、もう元に戻る気も無いんですよね。
実際おいしそうに食べる家族を見ていれば、こっちもうれしいですし。
2歳の娘には、もう少し大きくなったら、ヘルシオが特殊な調理方法だという食育を施してやることにしようと思います。
ヘルシオというのは、料理する人間の実力を軽く超えてしまう、とんでもない威力を持っているのです。
今回の照り焼き事件でよくわかりました。
私、あの照り焼きをおいしいおいしいって言いながら食べてたし、私の料理の腕なんてしょせんあの照り焼きを作るのが精いっぱい。
ヘルシオのせいで、知らぬうちに料理が上手になった気がしておりました。
そういば、最近ローストポークも作ったんです。
だいぶ前に紹介した、基本のローストポークと同じく、豚もものブロックを使って。
すごいおいしかったですよ。
おいしそうでしょ?

ヘルシオ以前に、豚もものブロック肉を普通のオーブンで焼いたら、とても人に食べさせられないような、硬すぎてパッサパサな仕上がりになってしまったものです。
ところが、あのパサつきがちなモモ肉も、ヘルシオの手にかかればしっとりジューシーなローストポークが完成します。
しかも、めんどうな温度管理も時間管理もなしで。
うっかり料理上手な気分にもなるのも止む無しですよね。
でもその実態は全く大したことが無いんです。
ヘルシオでは自分の腕以上の料理が仕上がるという事、決して忘れてはいけないなと思いました。
ちなみに我が家で使っている優秀なヘルシオさんがコレです。