クリスマスにごちそうを食べ、忘年会でごちそうを食べ、大晦日にごちそうを食べ、正月にごちそうを食べ、新年会でごちそうを食べ…
年末年始ほどごちそうを食べるシーズンはないのではないでしょうか?
そんな皆様に来る、いかようにもヘルシー化ができる、でも腹持ちが良い、レタス丸ごと蒸しをご紹介します。
レタスを蒸すという調理法への目覚め
私は6年ほど前に徹底した糖質制限で少し体重を落とすことに成功しました。
その頃は独身で一人住まいでしたから、炭水化物を抜いても誰も困らないという状況。
実は、もともとあまり炭水化物を取らなくても平気なたちなんです。
当時はどちらかと言えば酒&肉なんで、米・パン・麺抜きもさほど苦にならずやってました。
現在は、白ご飯大好きな夫と結婚し、妊娠出産を2回したので、完全に全身がふっくらしております。
もともと食べるの大好きですし。
ただ、現在も夕食は基本的にコメは食べません。
その代わり野菜をたくさん食べてます。
糖質制限していた時、その業界では、セイロ蒸しをする人が結構いました。
外食でもセイロ蒸しなら気にせずできる!!みたいな雰囲気でしたね。
一人暮らしで狭苦しいキッチンだった私は、セイロなど持っていません。
ただ、土鍋の底のほうに穴が開いたプレートを入れて、蒸し鍋としても使える商品をナルミのアウトレットで手に入れることができました。
手入れも楽で、プレートを外せば一人鍋サイズの土鍋としても使える優れものでしたので、それをガス火にかけてしばしば蒸し物をしていました。
調べてみたら、数量限定の事ですが、今現在でも楽天のナルミ直営店で手に入るようです。
【数量限定】ナルミ(NARUMI) 里花暦(さとはなごよみ) ヘルシースチーム鍋
その時、セイロ蒸しのレシピを参考に、レタスを蒸したらおいしかったんです!
レタスって、丸ごと買ってもサラダにすると食べきれないし、傷みやすいし…って感じ手が出なかったのですが、火を通したものでも意外とおいしいんですね。
大量のレタスの上に、お肉でも海鮮でも好きなものを乗せて、お酒を少し回しかけて15分ほど弱めの中火で蒸す。
食べるときはポン酢がおすすめです。
ただ糖質を徹底排除するならば、塩ですかね。
これがおいしくて、糖質制限の強い味方でした。
ところが、現在住んでいるところがIHになったので、土鍋は手放すことになり、めっきりレタスを蒸す事が無くなっておりました。
ヘルシオでもできるレタス丸ごと蒸し
最近、ヘルシオの蒸し機能でレタス丸ごと蒸しができる事に気づきました。
コレは、非常に仕込みが簡単で、スーパー時短も可能な最高のメニュー。
しかも、材料によってはいかようにもヘルシーに仕上げることが可能ですので、年末年始は食べ過ぎ確定の皆様にこのレシピをお贈りします。
と言っても、レタス丸ごと蒸しは、レタスを1個蒸すということ以外は特にルールはありません。
好きな食材をレタスの上に乗せて、ヘルシオのスチームで蒸す!
すると、食材から出たエキス的なものがレタス全体に回り、美味しい蒸し物ができ上るというだけです。
味付けは、土鍋蒸し時代と変わらず、我が家ではポン酢を使用しますが、お好みのタレがあれば何でもOKです。
塩でも、醤油でも、なんでもどうぞ。
とりあえず、今回蒸した野菜はこちら。
レタス、冷凍してあったカット済みパプリカ、スナックエンドウ。

レタスは、外側の葉を取って、残りはざっくりとカットし、水洗いして深めの耐熱容器に乗せます。
私は、取っ手のとれるフライパンの26センチを使いました。
もし、セイロをお持ちでしたら、ヘルシオにセイロを入れて蒸してもOKです。
耐熱容器にレタスを置いたら、その上に、好きな食材をざっと並べ、おおさじ1の酒を回しかける。
野菜については、葉物やもやしは問題ないのですが、ニンジンなどの根菜は火が通りにくいので薄切りにするほうがいいです。
今回は肉とエビを乗せました。
エビは有頭エビが安かったので乗せました。
娘がエビ好きですし、エビから出る出汁は最高です。

今回は、肩ロースの切り落とし肉を170gを乗せています。
なので、レタス1玉の上に、肩ロースとエビを乗せていて、それだけでレタスはほぼ見えない状態ですね。
パプリカとスナックエンドウはいろどりよくなりますので入れました。
上からさっと大さじ1の酒を回しかけて、ヘルシオの上段に入れます。
設定は、まかせて調理の【蒸す】です。

蒸し時間は20分ほどですが、肉を重ねていると結構中心に火が通らないことがあります。
今回の総量の1キロは超えていないと思われますが、フライパンで生ものを重ねて蒸すという条件下で発生しやすい現象です。
ぱっと見は素敵に蒸しあがっています。

中心を掘り起こして見てみると、やはり少々レア部分があります。
菜箸の右側のお肉の中心がまだ火が通り切っていませんね。

なので、レア部分を表に出してプラス5分間、手動で蒸しました。
手動で蒸し時間を設定することができますし、今までもこれで解決してきたので、あまり心配することもありません。

上のほうに出しておいたエビに関してはパーフェクト!

後はさっと混ぜて、トングで小皿にサーブしつつ、ポン酢や塩などかけて食べるととってもおいしいです。
レタスにはお肉やエビから出たエキスの味がついていて、それがお口の中でジュワッとひろがります。
生のレタスなどとても食べない子供も、好物に混ぜれば調子よく食べたりします。
お肉で隠れていたレタスも、皿に乗せればとてもいいグリーンになっていて、いろどりも良く仕上がります。
また、ヘルシー志向の方でしたら、お肉を脂肪の少ないロースにしたり量を調整したり、キノコや豆腐を足したり、高たんぱく低カロリー化も手軽にできます。
レタス丸ごと蒸しの注意点
素晴らしいレタス丸ごと蒸しですが、改めて注意点をいくつか。
まず、ヘルシオで蒸す場合材料の総量が1キロを超えないようにすること。
また、中心部の火の通りを確認してから食べることです。
セイロなどの耐熱容器を使う場合、容器の高さがヘルシオの上段でつっかえてしまわないか確認しておく必要があります。
私の使っているフライパンは、ヘルシオ導入後にヘルシオをフルに活用するために買い足したものですが、非常に役に立っています。
サイズ感もばっちりです。
こちらはアイリスオーヤマの取っ手がとれるシリーズがセットになっている製品で、一番安かったAmazonで購入しました。
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また、レタスは食物繊維豊富というメリットがありますが、裏を返せば消化はあまりよくないです。
食べ過ぎてお腹を壊さぬよう、お気をつけあそばしてください。
それ以外はメリットたっぷりです。
調理にかける手間については、具材を乗せて蒸すだけなので仕込みが超簡単ですから、料理担当の皆様の負担も軽減でき、洗い物も少なく済みます。
しかも、ヘルシオ庫内の清掃も油が跳ねずにとっても楽なんです。
食べ過ぎた年末年始の合間には、ご家庭でレタス丸ごと蒸しをして、楽々ヘルシーメニューはどうでしょう?
普段料理を担当しないあなたにもできるはず。