こんにちは^^
お越しいただきありがとうございます。
私は、ヘルシオのウォーターオーブンでほぼ毎日の夕食を準備することを研究しているものです。
研究成果はこちらのブログで報告しております。
今回は、夫への労いのため、ヘルシオの機能であぶり焼きにしたビーフステーキのご報告です。
もくじ
最上位機種のヘルシオを買う決め手となったあぶり機能
ヘルシオには【あぶり】機能が搭載されている機種があります。
我が家の愛機はあぶり機能付きですが、あぶりができる事がこの機種を買う決め手になりました。
ただ、あぶり機能がついている機種は予定していたよりも上位機種だったので、予算オーバーでしたし、悩みました。
でも、現在の住まいがIHクッキングヒーターという事で「あぶれるって素敵…」という想いが勝ちました。
『あぶり焼き』という響きに完全にやられています。
かといって、ガスコンロ時代になにかをあぶり焼きにしたことも無い!
ただ、ヘルシオ検討中に下調べをしましたら、色々な食材があぶれるという触れ込みでした。
そんなあぶりの代表例としても「ビーフステーキ」が紹介されていたと記憶しています。
ステーキを焼くのってなかなか難しかったりするので、あぶってビーフステーキを焼くなんて、夢みたい…と具体的な事はわからぬまま、一方的に妄想を膨らましていました。
ところが、いざあぶり機能付きのヘルシオを導入しても、あぶりが登場することはほとんどありません。
今回を含め、導入から約10ヶ月でわずか3回の登場です。
ただ、すごくいい感じのビーフステーキがあぶれるのであれば、その価値あり!と思います。
でも初めてビーフステーキをあぶった時は失敗してしまいました。
前回あぶりで調理してみた、サーモンに関しても大失敗に終わりましたが、まだ再挑戦には至っておりません。
あぶり機能はなかなか繊細のようですね。

ちなみに我が家の愛機はAX-XW500のホワイト。
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ヘルシオがなければビーフステーキはどうやって焼く?
我が家はみんなお肉が大好きです。
なので、ちょっと特別な日やお祝いがあれば『ちょっとだけいい肉』を買ってきて、焼き肉にしたり、すき焼きにしたりして、祝ったり労ったりするのが習慣となっています。
そこで、たまに登場するのがステーキです。
過去には好奇心で、スゴイいい肉を売っている肉屋から「黒毛和牛の霜降りサーロイン」を仕入れてきたこともあります。
結果、とんでもないおいしさでしたが、家で焼くのはもったいないレベルの肉だったので、最近はそんなにいい肉を仕入れてくることもありません。
お値段も私にとってはとんでもないものでしたし。
フライパンで焼くビーフステーキ
ちなみに、我が家ではヘルシオが来る前はステーキはフライパンで焼いていました。
こんな感じで焼いていました。
まず、肉は冷蔵庫から出して、30分ほど常温に置いておきます。
その間に、にんにくを1かけスライスし、フライパンにとかしたバターでカリカリに揚げ焼きします。
カリカリになったにんにくスライスは一度取り出して、食べるときに飾り&薬味的な感じで肉の上に乗せます。
にんにくの香りが移ったフライパンのバターをアツアツに熱して、しっかり目に塩をした肉を焼いていきます。
肉は両面を各1分30秒づつ強火で焼いて、焼き上げた肉をアルミホイルで5分ほど包んで休ませてからカットして食べる!
こんな工程で仕上げていました。
過去には様々な方法を試しましたが、コレが失敗せず家庭でステーキを簡単に焼ける方法という事で落ち着きました。
中は赤身が残ったミディアムレアに仕上がります。
外はガーリックバターでこんがり焼き上がり、満足な仕上がりでした。
ここに落ち着くまで、失敗を繰り返しましたし、この方法でもたまに失敗しちゃうんですよね。
ビーフの厚みなんかによって火の通りがまちまちなんで、素人がステーキを上手に焼くのはなかなか難しいのです。
前回のあぶりビーフステーキが失敗した理由
前回、あぶり機能を使ってビーフステーキ焼いた時は失敗しました。
メニューボタンから「あぶりビーフステーキ」を選んで焼いたのに、中がすごく冷たくて、いくら何でも生焼けすぎないか?という仕上がりになって、かなりショックでした。
その原因は私のメニュー選択ミスです。
クックブックには、ステーキの厚みによって
【あぶりビーフステーキ】と【あぶり厚切りビーフステーキ】と2パターンあるんです。
その違いとして、厚みが1~1.5センチとか1.5~2センチとか結構細かく記載されていました。
前回のあぶりビーフステーキ失敗の時、私は【厚切り】を選ばなかったけれど、【厚切り】を選択すべき厚さだったのでしょう。
ビーフステーキの厚みの設定はかなりシビアであると覚えておいてください。
私が言うのもなんですが、あぶり機能は繊細なので説明書をしっかり見てからやったほうが安全です。
まかせて調理のような、ざっくりでも大成功!!みたいなものとは違うように感じます。
ついに成功!あぶりビーフステーキ
先日、ボーナス月の12月という事もあり、日々働く夫を労う事となりました。
「夫への労いという名目で、うまい肉が食べたい」
そんなスケベな考えもありました。
リクエストは久々のステーキ!!
ちょうどクリスマスシーズンという事で、クリスマス向けに売られているステーキ用のビーフをスーパーから調達してきました。
さほど高くもない、小ぶりなロースステーキ肉。

輸入の牛肉で筋が多いときついので、国産のロースにしました。
2枚で税抜き1700円ほど。
厚みは帰宅して測ったら2センチピタリでした。
ヘルシオでは、2センチ以上はあぶりステーキにはできませんのでギリギリのラインでした。
まずは、こちらをキッチンペーパーなどを使って、表面の水気をしっかりとふきます。
この作業は地味ですが重要なので、面倒くさがらずにやりましょう。
ちなみに、ヘルシオで調理する場合、常温に戻す工程は不要です。
水気を拭いたら、しっかりと塩コショウした肉を焼き網に乗せます。
(夫がコショウが苦手なので、こちらの写真は塩のみです)

ポイントがふたつあります。
①焼き網を2段重ねにすることと
②焼き網のセンターに肉を乗せることが
あぶりでは高温の過熱水蒸気が噴射されますが、それが焼き網のセンター部分に向けて噴射されているらしいです。

2センチの厚さの肉を乗せたら横から見るとこんな具合です。
では、タンクに水を入れたら、角皿をヘルシオに入れて「あぶり厚切りビーフステーキ」を選びましょう!
おおむね10分で完成します。
10分ほどすると、こんな感じで焼けました!!!

今回は、厚さを見てからメニューボタンを選択したので、前回よりもずっといい感じの仕上がりです。
ただ、メイラード反応が起こっている範囲はフライパンで焼いたよりわずかです。
しっかりこんがりとしている部分もありますが、もっと全体にこんがりしてほしいような気もします。

ちなみに裏側はこんな感じです。
下の肉だけ裏返しました。

上の肉との違いは、当たり前ですが、焦げ目がありません。
あと、水分が出ていますね。
焼き上げたら、寝かせたりする必要もないのでいきなりカットします。

おお、中はほどよいミディアムレアですね!
前回は、超生焼けだったのでこの時ばかりはホッとしました。
全部カットしたら、お皿に並べていただきます!!

ヘルシオあぶりビーフステーキの正直な感想
カットしたステーキは、お気に入りの岩塩をつけて食べたり、おろしダレをつけてたべたりしました。
まあ、そこそこにおいしく焼けたと思います!
かなりシビアな厚み選択を間違えずに行ったせいか、ほどよいミディアムレアに仕上がっているようです。
ただし、肉の一部薄くなっているところは火がしかっかり通っていて、固くなっていたのが少し残念でした。
もっとメイラードすると思っていた
フライパンで焼くときより、かなりメイラード反応(焦げ目)が少ないのがやっぱり気になります。
ステーキの香ばしさって全体的なメイラード反応(焦げ目)が重要な気がしますし、見た目も焦げ目があったほうがおいしそう。
あと、盲点は裏側はまったく焦げ目がつかないという事!!
それどころか、水滴が滴ってますでしょ。
確かに、庫内の天井から過熱水蒸気を吹きかけるわけですから、裏側に焦げ目がつくわけがありません。
正直なところ、私の思ってたあぶりとちょっと違いました。
もっと全体的に、こんがりとしたビーフステーキが仕上がると思っていました。
それがちょっと面白くないんですよね。
総評としては、
火の通り加減は合格だけど、焦げ目がつきにくいのが難点です。
放置でできるのは最大のメリット
ヘルシオであぶりビーフステーキを作ってみて思うのが、やっぱり放置で失敗しないのはラクであるという事。
ヘルシオ利用の最大のメリットでしょう。
フライパンでステーキを焼くときは、とっても忙しい。
焼き上げる30分前には冷蔵庫から出さなくてはいけないし、バターを焦がさないようにしながら肉を1分半でひっくり返したり、焼き上げたらホイルに包んだりする手間もありす。
5分後には焼きあがったステーキを、速やかにカットしなくてはいけません。
時間との闘いでもあります。
それが、厚みの設定さえ間違えなければ、10分放置で、焼き加減は失敗なしなのでその点は高い評価となります。
が、この私、意外かもしれませんが、ステーキを焼くというのは、そういう手間も含めて楽しんでやっていた部分があったようです!
まったく焼く工程が無く、ヘルシオにセットしたらじゃーん!とステーキができたのはラクでしたが、ちょっと寂しかったです。
安い肉が劇的においしくなる!ことは無いな
私は、よく安い輸入物の肩ロースブロック肉でも、美味しいローストポークになるという事を主張しています。
安い肉が絶品に!という事はヘルシオの過熱水蒸気調理では起こります。
また、いつもの野菜が劇的においしくなる!ということもよくあります。
ただ、ビーフステーキに関しては、買ってきた肉の質そのままに出ると思いました。
劇的にうまくなります!!的な事はない感じがします。
これは私の個人的意見ですので、もし、真逆の意見があったとしても、それはそういう人もいるでしょう。
私自身は、ローストポークや野菜のような感動は得られませんでした。
フライパンで焼くメリットに勝てない「あぶりビーフステーキ」
あぶりビーフステーキという響きが素敵すぎて、具体的な事はあまり考えていなかった私です。
実際、ステーキをあぶってみると、フライパンのほうがメリットがある事に気づきます。
というのも、いつもステーキを焼くときに作っているバターでカリカリにしたスライスにんにくが無いのがさみしいのです。
そして、あぶり焼きでは当然バターは使いませんが、バターで焼いたステーキの香りも好きでした。
究極的には、ガーリックをバターでカリカリにさせている時の香りも楽しんでいたのだと気づきました。
また、全体のメイラード反応が無いのも物足りない!!
フライパンで焼いたほうがかなりキッチンへの拘束時間が長いし、作業工程が多いのですが、私は自己流でフライパンで焼いたほうがずっとおいしく感じました。
「フライパンでステーキを焼くのは忙しい」と口では言っていましたが、焼いたり切ったりする行為そのものも『ステーキを食べる!』という楽しみに向かうカウントダウンであり、重要儀式であると、初めて気づきました。
ちなみに他の料理は、全くそんなことは無いです(笑)
手間はがっさりカットしたいところですね。
その辺のバランスを考えても次回ステーキをやる時は、やっぱりフライパンで焼くことになりそうです。
ヘルシオで焼き上げたステーキにバターを乗せて溶かして食べることも考えましたが、あのかりかりガーリックのおいしさは麻薬的ですし、ニンニクの香ばしい香りが移ったバターも最高なので、中毒になっていて辞められないという事です。
ヘルシオであぶるステーキをおすすめしたい人
フライパンでステーキがうまく焼くことができない方にとっては、ヘルシオのあぶりビーフステーキは救世主です。
厚みをシビアに見たうえでヘルシオで焼けば絶対失敗しません。
また、フライパンで使うバターは私は必須と感じますが、ヘルシー志向な方や油分を制限している方も油なしであぶれるヘルシオはおすすめだと思いました。
あと、もし、霜降りステーキビーフをお持ちの方がいたら、あえてヘルシオであぶってみて欲しいです。
それか、どうぞ我が家までそれを持ってきてみてください。
我が家の愛機であぶります。
実は、素晴らしい霜降りビーフであれば、全体のこんがりがいけるんじゃないか?と思ってるんです。
今回わかったのが、脂身周辺が比較的メイラード反応が起こっていたので、全体が霜降りなら、全体的にこんがりいけるはず!という発想です。
試してみた方がいたら、ぜひご報告ください。
もし、霜降りで失敗したら…ほんとすみません。
ヘルシオ掃除をラクにする【激落ちふきん】
ヘルシオでステーキを焼けば、肉の脂が庫内に飛ぶこともあります。
もし、汚れが気になる時は庫内クリーンをしてきれいにしちゃいましょう!
私はいつも、ローストポークなどをして脂が飛んだ時、庫内クリーンをした後でLECの「激落ちふきん」で拭き上げています。
このふきんは値段的にはAmazonで買えば大体いつでも1枚約60円で、洗って繰り返し使えますし、汚れ落ち抜群なんです。
しかも、水分の吸収も抜群なので、蒸し物をした後の水滴がついた庫内もこれで拭いています。
蒸し物でびしょぬれの庫内も「激落ちふきん」でさっと拭いて、あとは庫内乾燥モードで5分も乾燥させればピカピカ。
無精者の私でも、激落ちふきんのおかげでかなりきれいな庫内を維持しています。
しかも、ヘルシオの掃除以外にも使いどころがたくさんあって、冷蔵庫やIHクッキングヒーターもこれで拭くとピッカピカです。
ホームセンターでも同じものを見かけましたが、Amazonのほうが断然安かったです。
また、ステーキレベルであれば、あまり汚れが気にならないかもしれません。
そんな時は、庫内クリーンせず、レンジ庫内用のお掃除シートで拭き上げて、最後に激落ちふきんで拭き上げればそれだけでも十分にきれいになります!
もともとはあまりレンジ庫内のお掃除シートはこだわりなく使っていましたが、最近はセスキの激落ちシートというのを発見して、結構気に入っています。
レンジ庫内に限らず、キッチン周りでの使い勝手が良くて値段もお手頃なので最近はコレをおすすめしてます。