ようこそお越しくださいました。
私は、日々の夕食を楽しく作るために、いかに効率よくおいしいものを作れるのか日夜研究している二児の母です。
最近、私の作った鶏ハムなどを友人に見せると、鶏皮がきれいに切れていることに非常に驚かれました。
その写真がこちらです。

薄切りにした鶏ハムですが、皮がしっかりと身にくっついたまま切れています。
また、生の鶏肉でも皮がしっかりついたまま切れるし、ローストポークなどの薄切りもきれいに切れていると思います。

私は手先が器用で、薄切りも得意…
なんてことがあるわけございません。
ガサツで不器用な私です。
じゃあ、練習したかと言えば、そんなこともありません。
このように切れるようになったのは、実はある秘密兵器を導入してからなのです。
包丁の切れ味がよければ薄切りは怖くない!!
不器用でガサツな私が、こんなにきれいにスライスできるようになった理由はひとつ!!
包丁の切れ味がよい状態をキープできているからなのです。
私も、以前は切れ味の悪い包丁を使っていました。
というのも、砥石で包丁を研ぐようなスキルが無いので、包丁がなまくらなのは仕方のない事だと考えていたのです。
トマトはいつもつぶれていましたし、鶏皮はめくれてしまい切れません。
塊のお肉の薄切りというのは、あれはプロか手先の器用な人だからできるのだろうと思っていました。
ところが、これらの事は『切れ味の良い包丁』を使うだけで解決するという事を知り驚きました。
技術的なところより、道具の良さがかなり重要だという事です。
その時は半信半疑でしたが、現実に切れ味の良い包丁を使い始めてから、途端にスライスがうまく行くようになったのです。
切れ味キープのための秘密兵器
以前の私の包丁は完全ななまくら刀…
そこで、試しにある秘密兵器を導入しました。
それがこちら。
家庭用の包丁研ぎ機(シャープナー)です。

我が家で使用しているのは貝印の製品です。
ちなみに私は『貝印』に絶大な信頼を寄せているため、こちらの導入に至りました。
吸盤で平らなところに張り付きます。
上から見るとこのようになっています。

右と左に包丁の刃を入れるスリットがありますが、粗目と仕上げの2段階で研ぐようになっています。

貝印信者の私でも最初はこれで切れ味がよみがえるという事は、にわかには信じられませんでした。
世の中には、砥石でせっせと研いでいる人がいますし、近所のスーパーには研ぎ師が定期的に巡回しに来て、とてもにぎわっているのです。
ところが、意外にもこれで研いだら1分ほどでスッパスパの包丁によみがえったのです!!
こんなにあっさりと、なまくら刀がスパッと切れるようになったので、拍子抜けでした。
そして、何とも言えない爽快感!!
最高の気分ですね。
コレが1000円ほどで購入できたので、心から「いい買い物した」と思えます。
ただし、皿をフォークでひっかいたような鳥肌の立つような音が出ます。
私はこの音が非常に苦手なため、最近は「料理をしないせめてもの償い」という事で、もっぱら我が家の研ぎ師は夫がやるようになりました。
思い出すだけでも鳥肌モノです。
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家庭用包丁研ぎ機導入のメリット
実は、近所のスーパーに定期巡回でやってくる研ぎ師の親父さんに包丁を研いでもらったこともあるのです。
それは、このシャープナーの導入後の事ですね。
家庭用の簡易的な研ぎ機でもこんなにスパッと切れるんだから、プロが研いだ包丁がどんなもんかという探求心に駆られて研ぎに出しました。
するとですよ、私が鈍いからなのか、家庭で使用する分には違いがあんまりよくわからないんです。
実際、魚屋さんやプロの調理師さんに握らせたら、その違いはハッキリ分かるのでしょう。
でも私にはわからないレベルでしたし、現実にトマトもスパッと切ってます。
それから、切れ味が落ちていく速度に関しては、全く変わらないと思います。
こうなってくると、当然自宅で研ぐということになります。
包丁を使っているうちに、ちょっとでも切れ味に不快感を覚えたら、その週末にでも我が家の研ぎ師がシャープナーで研ぐ。
そうすれば、本職の研ぎ師に依頼する費用は掛かりませんし、研ぎ師の巡回を待つこともない。
いつでも、研ぎたいときに、サクっと研げる。
そうすると、常に切れ味の良い包丁をキープできますし、切れ味の悪さからくるストレスからも解放され、毎日の料理がより楽しくなること間違いありません!!
また、最近は「包丁を研いだ後に新聞紙で仕上げるとより切れ味がよくなる」という情報をテレビから仕入れました。
その方法も導入し、より切れ味の良い包丁を使う事ができるようになりました。
新聞紙で仕上げる方法は、説明が難しいのでどうぞググるなりしてみてください。
※お怪我にはくれぐれもお気を付けください。
包丁の切れ味の良さは、料理の味の良さなり
包丁の切れ味がよいというのは、料理のスピードアップや料理へのストレスが無くなるだけではありません。
食材によっては、切り方で食べた時の味までもが左右されます。
まずは、鶏ハム。
鶏ハムは、薄く切るとより口当たりよくなめらかでやわらかいのです。
厚切りに切っているという方は、ぜひ一度薄切りに挑戦してみてください。
まったく別物ですから!!
鶏のパン粉焼きなどは、パン粉ごと皮がずるっと剥けたら台無しです。
パン粉のサクサクとジューシーな鶏皮が鶏肉とマッチしてこそ、最大限のおいしさを感じることができるのです。

それから、これからの時期おすすめのローストビーフ!
ローストビーフはついつい厚切りにしたくなってしまうのですが、薄切りにしたほうが、断然おいしくいただけます。
必ず、お肉の繊維を断ち切るように、繊維に対し垂直に包丁を入れ、薄くスライスするのです。
同じローストビーフでも、切り方を間違えると、固くて噛み切れないローストビーフになってしまいもったいないので、要注意です。
ローストビーフもヘルシオで作れますので、次に肉塊を手に入れた時にはこちらでご報告させていただきます^^